【こんな人にオススメ】 どこか遠くに旅してみたいなーと思っている人。アラスカに行ってみたい人。 【本の気持ち】 「フェアバンクスは新緑の季節も終わり、初夏が近づいています。 夕暮れのころ、枯れ枝を集め、家の前で焚き火をしていると、アカリスの声があちこちから聞こえてきます。残雪が消えた森のカーペットにはコロコロとしたムースの冬の糞が落ちていて、一体あんな大きな生き物がいつ家の近くを通り過ぎて行ったのだろうと思います。・・・・・」 こんな書き出しで、「旅をする木」ははじまる。 1993年6月1日の日記である。 オーロラや雪の山脈、アラスカの自然、アラスカで出会った動物やエスキモーとの生活が感性豊かに、瑞々しい文章で綴られている。 次第に本の中に引き込まれ、いつの間にかアラスカの大自然の中にいることに気づく。 星野の飾らぬ人柄と自然をいつくしむ心が僕の中に伝わってくる。 あなたがこの本を読み終えたとき、こころの中には、ピュアな空気で満たされていることだろう。 ※星野道夫・・・写真家。1952年生まれ。慶応大学卒業後、アラスカ大学野生動物管理学部に留学。アラスカが好きで、22歳のときにアラスカで暮らすと決め、そのために写真の修行をした。26歳でアラスカに渡り、18年間暮らした。アラスカで撮影旅行中、熊に襲われて死亡。 【僕の気持ち+α】 いつもビジネス系はかりでは・・・と思い、休みの日には少しリラックス・・・ 秋のこの時期に、こころ静かに、こころ豊かになれる一冊である。 【オススメ度】★★★★★(ピュアな気持ち) 旅をする木
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