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zoom RSS ケータイのある風景(松田美佐ほか)

<<   作成日時 : 2006/11/18 19:26   >>

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【こんな人にオススメ】
 ケータイが日本の社会においてどのような位置にあるか、まとめて知りたい人。

【本の気持ち】
 1999年のiモードの成功以来、日本のケータイ事情は諸外国で注目されてきた。本書は、日本のケータイの研究も進展と多様性を海外に英語で発信するために書かれた本である。
 そのため、やや調査研究的ではあるが、今日のケータイと日本社会の関係性を様々な観点から概論してくれる本である。

 モバイルフォンやセルラーフォンとしてではなく、日本ではケータイとして独自の発展を遂げている。

 本書の中で取り上げているケータイの面白い使い方を紹介してみよう。

○ケータイで調査する。

 1 写真を撮る。
 ケータイカメラは人々の日常をとらえるのに適している。例えば街づくりなどのフィールドワークで、ケータイを使って写真を撮り、そのコメントを付してモブログで投稿する、といった新しいスタイルのワークショップの可能性。

 2 数える
 カウンター機能をもつ「和次郎」などのソフトを使って、調査したいアイテムごとにカウントする。

 3 位置を知る
 GPS機能を使って、フィールドワーカーの動きを地図上の落とし込み、調査エリアを特定する。(これは、消費者の動向調査に使えるかもしれない)


本書では他にも、

 ○ ケータイメールを使う人とPCメールを使う人の、性別、年齢別の考察。

 ○ 匿名性と親密性の関係

 ○ ケータイと若者文化の関係性

 ○ ケータイと家庭・主婦との関係性(ジェンダー的利用)

○ ビジネスにおける、ケータイによる仕事・職場の可視化のモデル

 ○ 個人を記録する「パーソナルアーカイビング

 など、ケータイが過去において、そして現在どのように関わっているかについて、多様な視点から研究・考察を行っている。

【僕の気持ち+α】
 ケータイの最新機能やこれからの可能性に注目した本も興味深いけれども、現在の日常生活で、ケータイの能力をフルに使ってできることが他にもたくさんあるような気がしてきました。

               【読んでよかった度】★★★☆(ケータイをフィールドに放とう!)

ケータイのある風景―テクノロジーの日常化を考える
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