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zoom RSS 新・経済原論(大前研一)

<<   作成日時 : 2006/12/09 21:56   >>

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【こんな人にオススメ】
世界の経済の状況についてちょっとマジに考えてみたい人。

【本の気持ち】
 この本はボーダレスエコノミーの、今とこれからについて書かれた本である。
 大前氏が自分の目で見てきた世界の経済の状況を、鋭い視点で捉えている。

 注目される地域は中国上海、アイルランド、フィンランド。グローバルエコノミーとは誰もが共存せざるを得ない状況であり、それに順応できる国、流れに逆らう国ではその後の運命に大きく関わる。
 グローバルエコノミーとは、「ボーダレス」、「目に見えない」「サイバー技術でつながっている」「企業はマルチプルで測られる」といつた特徴をもつ。

 もはや古い経済学は、複雑な世界の因果関係を説明できない。また、「国民国家」とう概念は時代遅れとなってしまった。
 これからは「地域国家」の時代である。
 人口の大小は関係がなくなり、いかに外の世界へ自らを開放できるかが大きなキーポイントとなる。
 なぜなら、その地域国家に繁栄をもたらすものは、「世界」という資源であり、多様性が好循環をつくりだしていく。
 イタリアの小さな都市は高級で価格弾力性のない製品を供給することで、グローバルで支配的な地位を達成している。特化・専門化により世界とつながっているのである。

 ではイタリアのように地域が発展するためにすべきことは、

 とがった特徴を身につける
 柔軟性を身につける
 地名をブランドにする
 やる気

 いまやインターネットや英語などの、様々なプラットホームが存在しており、それらによりBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)があらゆる分野、場所でおこっている。それに適正化できなければ競争に負ける。先進国のホワイトカラーのシゴトがなくなる。

 技術革新のあり方については、スカンジナビアモデルが学ぶべきことが多い
 今後のグローバルエコノミーにおいて、地域国家として有望なのは、ブラジルのサンパウロ、日本の九州、ロシアのサハリン、ベトナムのホーチミンなどである。
 重要なのは、世界の舞台でその地域は何を提供できるのか。他の地域とは何が違うのか、 誰もが認識するブランドを持つことである。

【僕の気持ち+α】
 いやー、読みごたえありました。なんだか目からウロコが落ちたような・・・・。
 いづれにしろ、これからの世界は複雑で厳しい。日本代表・九州頑張れ!

【読んでみてよかった度】★★★★☆(世界規模での適正化)

大前研一 新・経済原論
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